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ガス主任技術者とエネルギー管理士の比較

ガス主任技術者の取得後はエネルギー管理士に挑戦する方が多いようです。

でも、エネルギー管理士ってどんな資格なのか?

ガス主任技術者で得た知識って役に立つのかとても不安ですよね。

今回はエネルギー管理士とガス主任技術者を合格した私が、エネルギー管理士がおすすめできるのか解説したいと思います!!

ガス主任技術者を目指している方にも必見の内容となっておりますのでぜひ最後までお付き合い下さい。

エネルギー管理士は大規模工場などのエネルギー使用量を管理する者

そもそもエネルギー管理士の仕事をご存じでしょうか。

エネルギー管理士は、大規模工場などで使用するエネルギーを管理する者です。

省エネ法で一定業種・一定量以上のエネルギーを消費する工場にはエネルギー管理者を設置することが義務付けされています。

ガス工作物などの特定の工作物を管理することはできませんが、ガス業界のみならず、製造業や電力会社の社員でもこの資格に挑戦する人は数多くいます

結論!! エネルギー管理士を取得することはおすすめ

この記事の結論としては、ガス主任技術者の取得後にエネルギー管理士を目指すのがおすすめです。

ガスだけでなく幅広いエネルギーの知識を有していることを証明する資格となるため、キャリアップに繋がります。

エネルギー管理士は、ガス業界以外でも取得している人が多いため、知名度が高く転職でも有利な資格です。

中小企業診断士などとは異なり、エネルギー管理士でなければ出来ない仕事があるため、手に職を付けることができます。

規制産業であるため、十分に努力する価値があります。

製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給量、熱供給業はエネルギー管理士の選任が必須であるため、ガス業界に限らず幅広く活躍することが期待できます。

ガス主任技術者の試験範囲とは別の知識が試される

よくエネルギー管理士を受ける場合に類似する科目はあるのか?

そんな疑問を持たれる方が多いですが、残念ながら勉強する分野がまったくことなります

ガス主任技術者はガス工作物に関する問題が出題されますが、エネルギー管理士は計算問題が多く法令も異なるため、ガス主任技術者の知識をフル活用することは難しいです。

ガス主任技術者はそれほど高度な計算は求められませんが、エネルギー管理士は電卓が持ち込み可であるように計算問題が数多く出題されます。

また、ガス事業法ではなく、省エネ法から出題されるため、法令の学び直しが必要となります。

とはいうものの、言葉や安全性は似ているため、理解しやすいことには間違いないです。

出題範囲は異なるものの、ガス主任技術者からのステップアップとしては勉強しやすい分野となります。

エネルギー管理士は、熱分野がおすすめ

エネルギー管理士は、熱分野電気分野を選択することができます。

ガス主任技術者を合格した、または勉強中の方は熱分野で受けることをおすすめします。

先ほどは、まったく違う範囲が出題されるとお伝えしましたが、熱計算はガス主任技術者の「基礎」と似ている問題が出題されるため、馴染みやすい問題が出題されます。

もし、電気の知識がある場合は電気分野を選択することも可能ですが、電気工事士2級以上の知識がある方のみ選択するようにしましょう。

ガス主任技術者を勉強したことがある方であれば、熱分野の方が挫折しにくいため、積極的に熱分野を選択するようにしましょう。

まとめ

ガス主任技術者を取得していれば、エネルギー管理士に挑戦しましょう!!っといった記事は多く見かけますが、私もその意見には賛成です!!

ガス工作物だけでなく、エネルギーに関する幅広い知識を習得することは知識の磨き込みに繋がります。

ガス工作物だけでなく、さまざまな設備の知識に触れることは重要なことです。

一方で、、ガス主任技術者を取得しているからといって簡単に取得することはできません。

エネルギー管理士の勉強する範囲は、ガス主任技術者と異なります。

そのため、エネルギー管理士に臨む場合はそれなりの心構えが必要です。

といいつつも、エネルギー管理士はすべてのエネルギー産業で必要とされる人材ですので、ぜひ取得に向けて動き出してください!!

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