危険物取扱者(乙4)を受験するにあたり通信講座または独学で勉強するか悩みますよね?
また、通信講座も種類があり、どれを選んで良いかわかりにくいですよね?
通信講座を受講することで飛躍的に合格する確率を高めることが可能ですが、通信講座は安い買い物ではないので慎重に選ぶ必要があります。
今回は危険物取扱者(乙4)の通信講座を検討されている方を対象に、JTEX(日本技能教育開発センター)の通信講座についての辛口評価します。
結論としてJTEXではなく、ユーキャンの通信講座を受講することをおすすめします。
質問方法が郵送(回数制限あり)
- 4回の添削がある
会社名 | 金額(税抜き・送料抜き) | 試し読み | カラー | 添削回数 | 質問回数 |
---|---|---|---|---|---|
JTEX | 12000円 | ○ | カラー | 4回 | 2回(郵便) |
【BADポイント】教材の質が悪い
- 要点が簡潔にまとめられていない
- 視認性が悪い(白黒印刷)
- 図解が少ない
- 参考書が大きく持ち運びしにくい
- 固い表現が多いため、理解しにくい
JTEXの教材は白黒印刷であるため、他の通信教育と比較して教材の質が悪いことが特徴です。
参考書に求めるものは、試験に出題される要点を簡潔にまとめ、視認性が良いことが挙げられます。
JTEXの教材は、この基本的なポイントが守れていません。
参考書の文字は白黒印刷になっているため、視認性が悪く覚えるべきポイントが分かりにくくなっています。
また、危険物取扱者(乙4)を勉強する際は、図で覚える問題が多いも関わらずJTEXの教材は図解が少ないのが特徴です。
白黒印刷であることと、図解が少ないことからJTEXの通信講座はおすすめすることができません。
JTEXの場合、参考書のサイズが、A4サイズなので持ち運びにくくなっています。
A4サイズだと外で勉強することや、隙間時間で勉強することができないため、基本的におすすめできない大きさです。
最後に個人的な見解となりますが、JTEXは技術系資格で高い評価を受けている一方で、参考書に記載されている表現が難しく感じました。
論文のような固い表現が多いため、文字を読む機会が少ない方にはおすすめできません。
JTEXの参考書については、試し読みができるためぜひ確認してみて下さい。
【BADポイント】質問方法が郵送(回数制限あり)
- 質問は指定ハガキによる郵送
他の通信講座では、インターネット(メール含む)から質問することが可能 - 質問回数が2回まで
他の通信講座では、無制限で質問することが可能
質問は指定ハガキによる郵送
JTEXは理解できない問題がある場合、プロ講師へ指定のハガキを用いて2回まで質問が可能です。
プロ講師へ質問できる環境があることは評価することができますが、JTEXが指定するハガキで質問しなければならないため、実際に質問する機会が少なくなります。
また、ハガキの場合は郵送する時間がかかるため、理解できない問題を解決するのに時間がかかります。
学習とは自分で考え答えを導き出しますが、どうしても理解できない問題は少なからずあります。
その際に役立つのが、プロ講師への質問です。
他の通信教育では、質問回数が無制限かつインターネット(メール含む)から実施することができますので、JTEXに強い拘りがない場合は選択するメリットがありません。
質問回数が2回まで
危険物取扱者(乙4)では理解しにくい問題が多々ありますが、JTEXはプロ講師への質問は2回までとなっています。
結論としては、質問回数が2回では絶対に足りません。
他の通信講座では無制限に質問することができるものがあります。
通信講座を受講するのであれば、質問がたくさんできるものを選ぶようにしましょう。
自ら考え、理解できない問題は、何度やっても理解することができません。
「プロ講師への質問」を上手に利用し、最短で合格することを目指すことがおすすめです。
まとめ
今回は危険物取扱者(乙4)を受験する方を対象に、JTEXの通信講座を紹介しました。
JTEXの特徴として、添削回数が4回あることは高く評価することができますが、参考書の質が悪いことと質問環境が悪いことを踏まえ、一般的にはおすすめすることができない通信講座となっています。
通信講座のメリットは、プロ講師による模擬試験の添削と、プロ講師への質問が可能なことです。
通信講座を受講したとしても、この2点に欠点がある場合は無駄な出費となります。
通信講座はプロ講師の人件費がかかっているため、安価な講座はありません。
上手に利用することで飛躍的に合格する確率を高めることができるので、通信講座はとてもおすすめですが、損をしないための最良な選択ができるようにしましょう。
おすすめの通信講座については、こちらのサイトでも紹介しているため、ぜひ参考にしてみて下さい。
よくある質問
- 危険物取扱者(乙4)でおすすめの通信講座は?
- ユーキャンの通信教育が一番おすすめです。
- 通信教育の活用するメリットは?
- 通信講座を受講するメリットは、プロ講師による模擬試験の添削と、質疑応答ができる点。
独学では模擬試験の添削を他人にお願いすることができませんが、通信講座であればプロ講師による添削と苦手なポイントを指摘してもらえます。
理解できない問題をプロ講師に確認できるもの通信講座のメリットになります。
- サイトによってJTEXの評価が分かれるのはなぜ?
- サイトによって、評価基準が異なるため、評価が分かれています。
当サイトでは「添削回数」と「質疑応答」、「教材の質」を重視して評価しています。