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【危険物】「乙4」と「丙種」どちらがおすすめ?|合格者が違いについて解説

難易度が異なる乙種第四類丙種 どちらを受験するか迷いますよね?

扱える危険物は同じになるため、乙種第四類丙種どちらを受験するか迷う気持ちがわかります。

乙種第四類と丙種は、取り扱える危険物の種類と、危険物の取扱時の立会いの可否が異なるため、ご自身の目的に合わせて受験する種類(乙4,丙種)を検討しましょう。

今回は乙4を合格した経験をもとに、乙種第四類丙種のどちらを受験すべきかお伝えしたいと思います。

また、これから参考書を購入する方は、比較検討しやすいようにユーキャン通信講座を事前に資料請求しておくことがおすすめです。

乙種第四類と丙種のどちらを受験するか、迷ってる人は必見の内容になっていますんで、ぜひ参考にして下さい。

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乙種4類と丙種の違いは、取扱できる危険物の種類と、危険物取扱に関する監督の有無

比較項目乙種4類丙種
取扱可能な危険物乙種4類のすべて(ガソリン、灯油、軽油、重油、エタノール等)乙種4類の一部(ガソリン、灯油、軽油など)
立ち合い(監督)危険物の取扱に関して立ち合いが可能立ち合い不可
試験方式五肢択一式四肢択一式
試験時間2時間1時間15分
合格率40%50%
受験費用4600円3700円
勉強時間(想定)40時間~60時間20時間~30時間

取扱可能な危険物の種類は、ほぼ変わらない

上記の表のとおり、乙種4類でも丙種でも、取り扱える危険物の種類にほぼ変わりはありません。

丙種は、乙種4類の一部の危険物を取り扱える資格になっています。

丙種ではガソリンスタンドで扱っている危険物(ガソリン・灯油・軽油等)を扱うことができます。

乙4は、乙種第四類すべてを扱うことが可能です。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

丙種で扱える危険物は、「ガソリンスタンで扱っている危険物」とイメージするとわかりやすいよ

丙種危険物取扱者が扱える危険物は?
ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油・潤滑油)、第4石油類(ギター油、シリンダー油)、動植物油類(ヤシ油・アマニ油)になります。

立ち合い(監督)の要否

本来、無資格者が危険物を取り扱うことはできませんが、乙4資格者が監督することで無資格者でも危険物を取り扱うことが許されます。

丙種は、自分自身が危険物を取り扱うことができますが、無資格者を監督することができません。

立ち合い(監督)とは ?
無資格者が危険物を取り扱う際に立ち会うこと 。
取扱の技術上の基準を順守するように監督するとともに、必要に応じて無資格者へ指示を与えます。

丙種危険物取扱者の受験に向いている人

オススメの方
  • 短期間かつ高確率で危険物取扱者の合格実績が欲しい方
  • 資格勉強に慣れていない方
  • 危険物取扱者の実務に従事しない方
  • 乙種4類の所有者に劣等感を感じない方

短期間かつ高確率で危険物取扱者の合格実績が欲しい方

丙種危険物取扱者は、乙4資格と比較して取り扱える危険物の種類が少ないため、学習する内容が少なくなります。

そのため、短期間かつ高確率で危険物取扱者に合格したい方は、丙種危険物取扱者の受験がオススメです。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

取り扱える危険物が少ない分、勉強時間も短くなります

一般的に丙種危険物取扱者の勉強時間は、20時間~と言われています。

乙4資格の勉強時間は、40時間~と言われているため、ご自身の勉強スケジュールに合わせて選択するようにしましょう。

乙4資格の勉強時間についは、「乙4の難易度や合格率・勉強時間について合格者が徹底解説」でも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

資格勉強に慣れていない方

資格勉強はスケジュールを立てコツコツ勉強を積み重ねる努力が必要です。

資格勉強に慣れていない人は、スケジュールの立て方や不効率な勉強方法になっているため、失敗する傾向があります。

筆者も初めて挑戦した資格の難易度が高く、不効率な勉強を取っていたため、5年間も取得できなかった経験があります。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

自分のレベルに合わない資格に挑戦すると苦労することも

まずは、資格勉強に慣れる意味も込めて丙種危険物取扱者に挑戦することがおすすめです。

ただし、丙種危険物取扱者と乙4の学習レベルはさほど変わらないため、勉強に慣れている方は乙4資格への挑戦がおすすめです。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

乙4と丙種の勉強時間は、さほど変わりません

乙種4類の所有者に劣等感れっとうかんを感じない方

危険物取扱者はとても人気が高いため、免状所有者が多い資格の一つです。

そのため、乙4資格を所有している方と会う機会が多々あります。

丙種は乙種4類の下位互換なので、どうしても乙4資格の所有者に劣等感れっとうかんを感じてしまいます。

資格勉強の肩慣らしだから!」など、劣等感れっとうかんを感じない方であれば、丙種危険物取扱者の受験がおすすめです。

乙種4類 危険物取扱者の受験に向いている人

おすすめの人
  • 乙種4類の取得実績が欲しい方
  • 資格勉強に慣れている方
  • 危険物取扱者の実務に従事する方
  • 甲種の取得を目指している方

乙種4類の取得実績が欲しい方

乙種4類の受験に向いている人は、「乙種4類の取得実績が欲しい!」の気持ちがある方です。

乙種4類(通称、乙4)は多くの方が持っている資格です。

扱える危険物の範囲などは関係なく、その資格を保有することが目的であるならば迷わず乙種4類を受験するようにしましょう。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

多くの方が丙種ではなく、乙4資格に挑戦しています。

欲しい」気持ちが一番大切にしましょう。

資格勉強に慣れている方

別の資格を合格したことがある場合は、迷わず丙種ではなく乙種4類を挑戦することがおすすめです。

丙種と乙種4類は、必要な勉強時間もさほど変わらないため、乙種4類を挑戦して問題ありません。

乙種4類を14.5時間で合格した記事を掲載しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

当然のことながら資格取得が初めての方でも、乙4受験はおすすです。

乙4試験は一般的に40時間の勉強時間が必要と言われており、勉強が得意・不得意に関係なく時間を確保するこで合格することができます。

高度な数学知識を必要としないため、文系の方でも十分に合格することができる資格です。

効率的な勉強方法については、別記事でも紹介しているためぜひ参考にしてください。

>>危険物乙4合格者がおすすめする効率的な勉強法4選

危険物取扱者の実務に従事する方

ガソリンスタンドなどで仕事をする方は、迷わず乙種4類を挑戦しましょう。

丙種は無資格者を監督することができないため、実務に適した乙4資格を受験することがおすすめです。

甲種の取得を目指している方

甲種危険物取扱者の資格取得を目指している方は、乙種4類の挑戦がおすすめです。

甲種危険物取扱者は受験資格があり、4種類以上の乙種危険物免状を所有していなければなりません。

甲種危険物取扱者の受験資格について、公式ページよりご確認下さい。

まとめ

今回は乙種第四類と丙種のどちらを受験するか迷ってる方を対象に、丙種と乙種4類の違いを解説しました。

一言でいえば、取り扱える危険物の種類と、危険物の取扱時の立会いの可否が異なり、目的に応じて受験する資格を選ぶ必要があります。

実務予定がなく、資格勉強に慣れていない方は、丙種危険物取扱者の挑戦がおすすめです。

一方で、キャリアップのための資格取得であれば、乙4試験に挑戦してください。

ぜひ、本記事を参考にして、どちらを受験するか検討いただければ幸いです。

おすすめの参考書も紹介しているため、ぜひご覧ください。