第二種電気工事士の実技試験を独学で合格することが可能なのか、とても気になりますよね?
もし、電気工事士の実技試験対策を学校または職場のサポートを受けずに独学で受験する方は、落ちる可能性がとても高いです。
2017年ごろから実技試験の採点方法が変わり、昔と比較して厳しくなりました。
昔であれば許容されていたミスも、いまでは一発で不合格の判定になっています。
実際に私も独学で受験し、実技試験に落ちた経験があります。
そのため、学校または職場のサポートを受けずに独学で受験する場合は、通信講座を絶対に利用することがおすすめです!
電気工事士の筆記試験は学習難易度が低い資格ですが、実技試験だけは他人のサポートを受けなければ合格することが難しい資格です。
電気工事士の実技試験を一度落ちた経験がある私から、なぜ通信講座を受けるべきなのか?その理由についてお伝えし、選ぶべき通信講座についても紹介します。
ぜひ、電気工事士を受験する方は参考にしてみて下さい。
- 配線ミスの指摘を受けれる
- 接続ミスの指摘を受けられる
- 器具・工具を揃える必要がない
実技試験は小さなミス一つで不合格になっちゃうよ。。。
通信講座を利用してプロ講師によるチェックを受けることがおすすめ♪
実技試験のポイント
- 正確に配線されていること
- 正しい方法で部品に接続されていること
- 時間内に作成されていること
電気工事士の実技試験では、出題された配線図に沿って器具を配線し、制作物を提出する流れになっています。
問題と提出する制作物の例は以下の通りです。(参考)
<問題>
<制作物>
提出する制作物は、正確に配線されていること、正しい方法で器具が接続されていること、時間内に作成されていることが求められます。
1点でもできていなことがあれば不合格になるため、注意が必要です。
特に難しいのが、「正しい方法で器具に接続すること」です。
下の図のように、少しでもむき過ぎた場合は不合格となります。(参考)
自分では正しいと思って作成しているため、このようなミスを自分自身で気づくのは容易ではありません。
ミスしていることに気づくことなく学習を進めているため、本番でも同じミスを繰り返す可能性がとても高いです。
独学でも配線技術を身に付行けることができますが、学校または職場のサポートを受けれない方は通信教育などを活用して、制作物をチェックしてもらうことがおすすめです。
上記の図のような例は一例に過ぎないため、他人に確認してもらうようにしましょう。
おすめの通信講座 2選
電気工事士の通信講座は、制作物を確認してもらえる講座や、器具・工具を揃える必要がない講座を選ぶことがおすすめです。
この2点の観点から当サイトでは、「ユーキャン」と「資格の学校TAC」をおすすめしています。
ランキング | 会社名 | 金額(税抜き・送料抜き) | 実技の添削 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1位 | ユーキャン | 63,000円 | あり(2回) | ・器具付き ・実技の添削あり |
2位 | 資格の学校TAC | 68,000円 | あり(講習会) | ・工具・器具付き ・講習会あり |
ランク外 | SAT | 21,780円 | × | テキストとDVDみ |
ランク外 | たのまな | 29,700円 | × | テキストとDVDみ |
ランク外 | JTEX | 47,300円 | × | テキストとDVDみ |
ランク外 | 翔泳社アカデミー | 80,476 円 | × | 市販の教材のみ |
ランク外 | 学校法人NHK学園 | 47,300円 | × | ・器具・工具付き ・添削なし |
ランク外 | CIC日本建設情報センター | 22,500円 | × | テキストとDVDみ |
1位 ユーキャン
- 練習に必要な器具が付いてくる
- 実技試験の添削を受けられる
- 工具を購入する必要がある
ユーキャンの通信講座は実技試験の制作物をプロ講師が確認してフィードバックを受けることができます。
実技試験の制作物を添削してもらえる通信講座は、ユーキャンと「資格の学校TAC」のみとなります。
「資格学校TAC」は東京・大阪で講習会を開いた際にプロ講師の添削を受けることができますが、ユーキャンは自宅で作成したものを送ることで制作物をチェックしてもらうことが可能です。
自分のペースで勉強を進めたい方や、TAC講習会に参加する日程が合わあない方にはおすすめです。
唯一のデメリットとしては、工具が付いていないため、別途購入する必要があります。
工具を購入する際はホーザンが特におすすめです。
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2位 資格の学校TAC
- 練習に必要な器具が付いてくる
- 練習に必要な工具が付いてくる
- 東京・大阪で講習会を受けられる
- 費用が高い
- 講習会は東京と大阪のみ
「資格の学校TAC」は必要な器具・工具が揃っている一方で費用が高いことがデメリットです。
また、プロ講師による添削は、講習会に参加した方のみになります。
講習会に参加しない場合は、高い費用を払っただけとなりますので注意が必要です。
講習会に参加できるのであれば問題ありませんが、万人におすすめるのはユーキャンの通信講座になります。
まとめ
今回は電気工事士を受験する方を対象におすすめの通信講座を紹介しました。
電気工事士の実技試験は、2017年から採点方法が変わっているため、独学で合格することが難しくなりました。
学校や職場からサポートを受けれない方は、プロ講師による添削が受けられる「ユーキャン」や「資格の学校TAC」を利用することがおすすめです。
費用はかかるものの、学習難易度は低いため、通信講座さえ加入していれば高い確率で合格することができます。
特に「ユーキャン」は自宅から制作物を発送することで、プロ講師による添削を受けることができます。
電気工事士の実技試験を受ける際にはぜひ参考にしてください。