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電験三種合格者の体験記|失敗談を紹介

今回の記事でわかること
  • 電験三種の失敗談(辛かったこと)
  • 電験三種の実勉強時間
  • おすすめの参考書・通信講座

こんにちは、SHIBUMIYAです。

今回は5年かけて電験三種を取得した経験について振り返りました。

一発合格の記事は多く見ることがあると思いますが、失敗談については情報が少ないと思いますので、これから受験する方には有益な情報になると思います。

結論になりますが、電験三種を合格するためには合格者から情報収集するようにしましょう。

私は誤った情報で多くの時間を失ってきたため、これからチャレンジする方は情報に振り回されないように注意してください。

  • 試験回数:5回(2012年~2016年)
  • 正式名称: 第三種電気主任技術者試験

電験三種に挑戦した理由は?


電験三種は国家資格であり電気資格で最も有名な資格だったので挑戦することにしました。

当時は大学生だったため、就職活動を有利に進めるためにも受験しました。

電気関係の仕事は衰退する可能性が低く、全国どこでも働くことができるため、万人にオススメできる業界だと思っています。

受験回数と受験科目

受験回数理論電力機械法令
1年目不合格不合格不合格未受験
2年目合格不合格不合格不合格
3年目合格済み合格合格不合格
4年目合格済み合格済み合格済み不合格
5年目合格合格済み合格済み合格
テーマ比較表

電験三種に合格して良かったことは?

  • 合格することで「自信」が付く
  • 食いっぱぐれない資格だから、「安心」を手に入れられる

電験三種に合格して良かったことは、「自信」が付いたことです。

電験三種は電気知識の有識者として、発電所や変電所、電気工作物の保守・監督ができる資格です。

そのため、電験三種を所有していることにより、気おとりすることが少なくなりました。

特に学歴コンプレックスがある方は、電験三種を取得することがおすすめです。

私も人に自慢できる学歴ではなく、コミュニケーションも苦手、人よりも情熱がある特技・趣味がありません。

そのため、電験三種を取得して、学歴コンプレックスがなくなりました。

電験三種を取得している方は、一定数いますが頭の良い方でも落ちる資格なので、十分自慢できる資格だと思います。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

学歴コンプレックスがある人にオススメの資格です

現在の仕事では電験三種を活用することが出来ていませんが、転職活動などでもアピールできる資格になるので取得してよかったと思います。

転職活動でも使える資格になるので、「いつでも転職できる」、「いつでも会社を辞められる」などの「安心」を手に入れられたと思います。

学歴・特技がなくても「資格」させあれば、食いっぱぐれないことが強みだと思います。

電験三種の勉強で後悔・辛かったことは?

  • 勉強効率が悪く・多くの勉強時間をついやしたこと
  • 科目別合格制度の使い方が悪かったこと
  • 基本問題をおろそかにしたこと
  • モチベーションを保つことが難しかった(1年目から通信講座を利用するべきだったと後悔)

勉強効率が悪く・多くの勉強時間をついやしたこと

電験三種で後悔していることは、多くの時間を勉強についやしたことです。

私は5回の試験に挑戦したため、他の人よりも多く勉強したと思います。

結果的に電験三種の免状を取得することができたため、努力が無駄になりませんでしたが、もっと効率的な勉強ができたと思っています。

長年勉強したけれども、電験三種の取得を諦めた方もいるため、取得できたことは運が良かった方だと思います。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

もっと効率的な勉強していれば、無駄な時間が減ったと思っています。

当サイトでは、自分が失敗した経験や効率的な勉強方法について、詳しくまとめているのでぜひ確認して下さい。

>>電験三種 記事一覧

科目別合格制度の使い方が悪かったこと

電験三種は4科目あり、科目別合格制度があります。

私は勉強がラクになるように、年度ごとに挑戦する科目を絞り勉強を始めましたが、これが間違った選択肢でした。

科目別合格制度とは
4科目すべてに合格すれば第三種電気主任技術者試験合格となりますが、一部の科目だけ合格した場合には科目合格となって、翌年度及び翌々年度の試験では申請によりその科目の試験が免除されます。

結論になりますが、科目別合格制度を利用せずに1回の試験で4科目合格を目指す方が効率的だったと思います。

電験三種は4科目あり、「理論」・「電力」・「機械」・「法令」に分かれています。

一見、それぞれの科目には関連性がないように見えますが、それは間違った認識です。

4科目とも近しい問題が出されるため、効率的に勉強するためには4科目の勉強を並行で進める必要があります。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

4科目とも近しい問題が出題されるので、4科目同時に勉強を進める必要がある

具体的には、「法令」の試験を受けた時に「理論」の知識が必要となる問題が出題されるため、法令科目だけではなく理論科目も勉強して試験に臨む必要があります。

そのため、1回の受験で科目を絞るのではなく、4科目を受験すること前提に勉強スケジュールを立てることをおすすめします。

もしも、4科目挑戦して1科目でも合格した場合は、次回試験では免除申請して、合格済みの科目は受験する必要はありません。

ただし、科目合格だけを狙って勉強することはおすすめすることができません。

私も4年目に法令科目だけ残っていたので、「法令」だけ勉強しましたが、合格することが出来ませんでした。

5年目は法令科目と理論科目を同時に受験したので、合格できたと思っています。

法令科目は、理論の計算問題も出題されるため、同時受験したのが良かったのかもしれません。

1科目だけ受験して1科目受かるよりも、4科目受験して4科目落ちる方が、その後の勉強がラクになると思います。

科目合格制度の落とし穴については別記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

時間がなくても4科目受験することがおすすめ!!

> 【失敗する人の特徴】電験三種で科目合格を狙うパターン

基本問題をおろそかにしたこと

電験三種の問題は応用問題が出題されるため、私は応用問題である過去問題を中心に取り組んでいました。

過去問題を繰り返し勉強することは間違いではありませんが、私の場合は基礎問題を疎かにしたことにより、なかなか合格することができませんでした。

電験三種の問題は、基礎的な公式を複数個組み合わせて解く問題が出題されます。

そのため、電験三種は過去問題と同じ問題が出題されないため、過去問中心だけでは応用力が身に付かず合格することができなかったと思います。

SHIBUMIYA
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過去問題を重点的に取り組むと基礎力がおろそかになり、応用力が身に付かない

過去問題を重点的に取り組むことで、応用力が身に付くと思っていましたが、間違いでした。

応用問題を解くには、基本的な問題を重点的に取り組むことが重要です。

SHIBUMIYA
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難しい問題を解かなければいけない!!」は勘違い。

簡単な基本問題を繰り返すことが重要でした

電験三種の勉強は、基本問題を繰り返し勉強するのが重要です。

基本問題は簡単な問題が多いので、基礎問題を繰り返し解くことで合格できるのか、不安になりますが、応用問題を解くには基本問題がしっかり身に付いている必要があります。

過去問題(応用問題)は、基本問題の組み合わせになっています。

そのため、過去問題だけ取り組んでも基礎力が身に付きにくく、不効率な勉強法になります。

基本問題を重点的に取り組む話は、他サイトでは紹介されていないため、下記記事をぜひ参考にしてください。

>>【合格者解説】電験三種は過去問題だけで合格できるか?

モチベーションを保つことが難しかった(1年目から通信講座を利用するべきだったと後悔)

電験三種は一般的に1000時間必要な資格になります。

そのため、1000時間勉強をするためのモチベーションを保つことが、辛い経験でした。

私も勉強するモチベーションを保つことができず、何度も勉強を諦めかけました。

SHIBUMIYA
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電験三種は長期間の勉強時間が必要なので、モチベーションを保ちにくい

電験三種を受験するかは、長時間勉強するためのモチベーションの保ち方について検討しておく必要があります。

実際に私も試した方法としては、通信講座を利用することがおすすめです。

誰でも勉強することは嫌ですが、「やるしかない」状況を作ることで自然と勉強することができます。

独学では受験を諦めることが出来ますが、通信講座は学習費が掛かっているので「やるしかない」状況を作ることができます。

私は3年目から利用を始めましたが、1年目から使っていなかったことを後悔しています。

SHIBUMIYA
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「やるしかない」状況を1年目から作るのがおすすめ

学習内容が難しく、電験三種のノウハウもなかったため、通信講座を早めに利用することがおすすめです。

私も3年目で合格することはできませんでしたが、「理論」「機械」「電力」を合格することができました。

質の高い教材も早めに手に入れることもできるので、ぜひ検討して下さい。

SHIBUMIYA
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1年目から通信講座を利用することで、質の高い参考書を取得可能

電験三種の勉強前に実施したことは?(情報収集方法)

  • 勉強時間・難易度の目安を把握
  • 試験日の確認
  • おすすめの参考書・通信講座を確認

勉強時間・難易度の目安を把握

電験三種の勉強時間は、一般的に1000時間と言われています。

合格した経験から振り返ってみると、最短で320時間~だと思います。

一科目80時間を目安に勉強し、一発で合格すると320時間になります。

SHIBUMIYA
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最短でも1科目80時間の勉強時間が必要

私の場合は科目合格制度を利用していますが、5回受験しているので約1200時間以上は勉強時間を費やしたと思います。

最短の目安になりますが、勉強スケジュールについては別記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

>>【一発合格】電験三種は5月から勉強しても間に合うのか?|おすすめの勉強法 |試験日・申込

私は電験三種以外にも「危険物取扱者(乙4)」や「エネルギー管理士」「簿記」「ITパスポート」「丙種ガス主任技術者」等の資格を取得していますが、電験三種が一番難しかったです。

電験三種は難しい計算や電気事業法が出題されるため、細かな数字を覚える必要があります。

他サイトでは電験三種の難易度がそれほど高くないと評価されていますが、難しい資格に分類されるます。

電験三種などの難しい資格に挑戦する際は、勉強時間の確保や合格者の体験談を確認し、スケジュールを立てることをおすすめします。

私の間隔として、ちまたで評価されるよりも電験三種の試験は難しく感じました。

試験日の確認

他の資格と同様ですが、電験三種の試験日や申込日は事前に確認するようにしましょう。

5回受験した経験談になりますが、申込日初日に申込するのがおすすめです。

申込を済ませることで勉強するためのモチベーションを高く保つことができます。

2022年度の試験スケジュールについても記事にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

>>2022年-電験三種の試験日はいつ?|変更点まとめ|

おすすめの参考書・通信講座を確認

電験三種は応用問題を繰り返すよりも、基本問題を繰り返すことが重要です。

そのため、基本問題が多く掲載されている参考書を購入するようにしましょう。

資格勉強では極力情報量が少ない参考書を選ぶことがオススメされていますが、4科目が1冊にまとまっている参考書はおすすめすることができません。

私も1年目の受験で使用しましたが、一科目も合格することができませんでした。

4科目が1冊にまとまっている参考書は内容がコンパクトになっていますが、基本問題が掲載されている数が少なくなく知識が浅くなります。

4科目一体型の参考書を使ってはいけない理由を別記事にまとめているため、ぜひ参考にしてください。

>>【独学】電験三種で揃えるべき参考書(テキスト)の種類 | 選んではいけない参考書

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

4科目が1冊にまとまっている参考書は選ばないようにしよう

電験三種は費用が掛かりますが、4科目ごとに参考書を揃えることがおすすめです。

電験三種を勉強する際は、科目ごとに参考書を購入するようにしましょう。

科目ごとの参考書は基本問題が多く解説が丁寧に記載されているので、勉強しやすい参考書になります。

科目ごとのおすすめ参考書は別記事でも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

>>電験三種おすすめの参考書5選(科目別)|評価・口コミ

私は市販されている参考書で独学で勉強していましたが、まったく合格する見込みがなかったたため、通信講座を利用して合格することができました。

2年目に理論を独学で合格することが出来たため、3年目以降は「たのまな」の通信講座を利用しました。

通信講座のメリットは、科目ごとに参考書が分かれており質の高い参考書を利用することが可能です。

また、添削指導を受けることができるため、苦手項目の指導を受けることもできます。

苦手科目は自分では気づくことが難しいので、プロ講師より添削指導を受けることがおすすめです。

少しでも苦手項目を減らすことができれば、勉強効率を上げることができます。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

通信講座の添削指導を受けることで、苦手科目を克服することが可能です

通信講座ではプロ講師へ質問することもできるため、効率よく勉強を進めることが可能です。

プロ講師への質問環境が整っていることで、理解が難しい問題を自分で調べることなく質問することができるため、より多くの勉強時間を確保することができます。

理解できないことを自分でインターネットで調べると答えにたどり着けないことが多々あります。

そのため、自分で調べる代わりにプロ講師へ質問することで、その分の時間を勉強時間にあてることが可能です。

電験三種は計算問題が多く出題されますが、どの参考書でも途中計算の記載が足りないことがあります。

そのため、より細かい途中計算などをプロ講師へ質問することで確認する手間が省略することができます。

SHIBUMIYA
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プロ講師に質問することで、自分で調べる時間が省略することができるので、より多くの勉強時間を確保することが可能です

電験三種の勉強を始める前は独学で合格可能と思い込んでいましたが、最初から通信講座を利用しておくべきだったと後悔しています。

電験三種は一般的に1000時間の勉強時間が必要です。

私のように通信講座を利用せずに何回も受験で失敗して、後悔したくない方は通信講座を利用することがおすすめです。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

独学で遠回りして合格するよりも、1年目から通信講座を利用しておけばよかったと後悔

まとめ

今回は電験三種を5回受験した経験談を紹介しました。

電験三種は科目合格制度がりますが、4科目を同時受験することがおすすめです。

電験三種は4科目の内容が一部被っているため、科目を絞って勉強するよりも4科目同時に受験する方が効率よく勉強を進めることができます。

また、独学で遠回りして合格するよりも、一年目か通信講座を利用して勉強を進めることが一番おすすめです。

私は通信講座「たのまな」を利用して合格することができました。

通信講座はプロ講師より添削指導があることや、質問環境が整っています。

少しでも勉強時間を確保したい方は通信講座を利用するようにしましょう。

通信講座を利用することで「やるしかない」状況を作ることができるため、高いモチベーションを保つことが可能です。

電験三種の会場でも通信講座の参考書を使っている方を多くいたので、通信講座を利用するのは一般的かもしれません。

これから勉強を始める方は、私のような失敗を繰り返さないようにぜひ参考にしていただければ幸いです。

最短合格するためには通信講座の利用がおすすめ

市販の参考書よりも通信講座の参考書を利用するようにしましょう。

【電験三種】合格者がおすすめする通信講座6選|利用した感想(口コミ)