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2022年-電験三種の試験日はいつ?|変更点まとめ|

エネシカ
エネシカ

2022年度から電験三種の試験方法が変わるって聞いて不安だよ。。。

2022年度より電験三種の試験日程や試験方式が変更されます。

これまでの試験と、今後の試験の違いについて本記事では解説していきます。

不安があることで、試験勉強に集中することができないため、2022年度から変更になる内容については確認しておきましょう。

本記事では2022年度からの電験三種試験について、どこよりもわかりやすく解説しています。

これから受験する方は、ぜひ参考にしてください。

2022年度は試験日程が変更される?

記事作成時点では、具体的な試験日程は公表されておりませんが、2022年度より電験三種の試験日程が変更される予定です。(2021年11月14日時点)

  • 2022年度より年間試験回数が1回から2回へ変更
  • 2023年度よりCBT方式の導入

年間試験回数が1から2回への変更

これまでの電験三種は、年間1回のみ開催される試験でしたが、2022年度からは上期・下期の2回に分けて受験することが可能です。

年間1回のみの試験では、不合格になった際は一年後に再受験する必要がありましたが、これからは年間2回の受験になるため、受験者にとって有利な条件になりました。

2023年度よりCBT方式の導入


CBT方式は、(Computer Based Testing)の略称になります。

これまでの試験では、紙の問題用紙が配布され、マークシートに回答を記入していましたが、2023年度より試験会場のパソコンで受験するCBT方式へ変更されます。

2022年度以降のメリット

メリット
  • 年間試験回数が増えたことにより、勉強のモチベーションを保ちやすい
  • 科目別合格制度の有効期間が計6回に増加

年間試験回数が増えたことにより、勉強のモチベーションを保ちやすい

資格試験で一番挫折しやすい点が、モチベーションを保つことです。

従来の試験では試験回数が年1回のため、勉強を始めるタイミングによってモチベーションを保つことができず、試験にのぞむことができない受験者が多くいました。

電験三種は多くの勉強時間を必要としますが、短期集中で勉強する場合は4か月でも合格することができます。

【一発合格】電験三種は5月から勉強しても間に合うのか?|おすすめの勉強法 |試験日・申込

今後は試験回数が年2回になったことにより、いつからでも勉強を始めることができ、高いモチベーションを維持した状態で受験することが可能です。

万が一、試験に落ちた場合でも半年後に受験することができるため、2回目の受験に対して、心理的なハードルが低くなります。

従来、年間1回の試験であったため、試験に失敗した際は一年後に受験するため、”中だるみ”してしまう受験者多くいました。

この”中だるみ”がないことで、モチベーションを維持したまま勉強することができるため、合格者が多くなると見込まれています。

科目別合格制度の有効期限が計6回に増加

年二回の受験が可能になり、科目合格制度の有効期限が計6回に増加しました。

従来では有効期限が3回(3年間)までと決められておりましたが、計6回に伸びたことにより科目を絞って受験することができます。

特に電験三種では、科目合格制度の有効期限が切れたことにより再受験する負のスパイラルに陥る受験者が多くいます。

今後は科目合格制度の有効期限が伸びたことにより、再受験する科目が少なくなり、効率よく勉強することが期待できます。

2022年度以降のデメリット

デメリット
  • CBT方式の導入により出題問題が非公開になり、参考書の質が下がる
  • 科目合格制度の有効期限が6回になり、逆に不合格になる受験者が増加

CBT方式の導入により出題問題が非公開になり、参考書の質が下がる

CBT方式の導入は、2023年度以降になりますが、CBT方式の導入により、出題問題が非公開になる可能性があります。

CBT方式では試験会場のパソコンで受験することで、合否を即座いに識別することができますが、問題用紙が配布されないため、出題問題がブラックボックス化するリスクがあります。

過去の出題問題が不明確になることで、出題問題の傾向を予測することが難しく、参考書の質が下がる可能性があります。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

出題問題が非公開になると、参考書の質が低下する

ただ、CBT方式に切り替わったことにより、必ずしも試験問題が公開されないことが決定したわけではありませんので、2022年度や2023年度に受験する方は気にする必要はありません。

科目合格制度の有効期限が6回になり、逆に不合格になる受験者が増加

科目合格制度が3回から6回に有効期限が増加しましたが、一方で逆に不合格になる受験者が増加する恐れがあります。

電験三種の科目は、4科目ありますが、それぞれ似たような問題が出題されます。

特に「理論」の問題は、すべの科目の基礎となる問題になるため、「理論」を合格したのちに「理論」を勉強しないことで、不合格になる受験者がいます。

SHIBUMIYA
SHIBUMIYA

科目合格制度を利用すると、すべての科目を均一に勉強しなくなる

筆者も、電験三種に計4回落ちており、すべての科目を均一に勉強する重要性に合格後に気づきました。

他の記事でも紹介していますが、科目合格制度を利用することにより、逆に不合格になる受験者がいるため、以下の記事も参考にして下さい。

【失敗する人の特徴】電験三種で科目別合格を狙うパターン |学習する組み合わせ | 勉強する順番

2022年 受験スケジュール

電験三種の受験スケジュールは、すでに公表されています。

上期試験

受験案内2022年4月中
申込日2022年5月16日(月)~6月2日(木)
試験実施日2022年8月21日(日)
解答発表日2022年8月22日(月)(予想)
合格発表日2022年10月7日(金)(予想)

下期試験(予想)

受験案内2022年10月中
申込日2022年11月21日(月)~12月8日(木)
試験実施日2023年3月26日(日)
解答発表日2023年3月27日(月)(予想)
合格発表日2023年5月5日(金)(予想)

まとめ

今回は、電験三種合格者の目線で、2023年度からの変更点についてお伝えしました。

電験三種保有者の高齢化と減少化より、2022年度からは受験者有利の試験に変更されます。

これから電験三種を受験する方は、従来よりも合格しやすい試験となりますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

本サイトでは電験三種合格者の目線でおすすめの勉強法や、参考書について発信しているためぜひご活用ください。

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