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第二種電気工事士の合格率65%|実際の難易度は「簡単」

第二種電気工事士は国家資格の中で「簡単」と言われていますが、少ない時間で資格取得できるか不安ですよね?

第二種電気工事士の筆記試験は、国家資格の中でも簡単ですが、実技試験は独学で合格することが難しい傾向です。

第二種電気工事士を学校職場のサポートなしに受験する方は少ない傾向です。

今回は第二種電気工事士を合格した経験をもとに現状の第二種電気工事士の合格率の考察と、実際の難易度についてお伝えします。

闇雲に勉強を始める前に、受験する資格の難易度を把握していないことはとても危険です。

受験する資格の難易度をしっかり確認することは、スケジュールを立てる上でとても大切な情報となりますので、第二種電気工事士を受験する方は、ぜひ参考にしてください。

第二種電気工事士の合格率

筆記試験

年度受験者数合格者数

合格率
2020年度(下期)104,88365,114
62.08%
2020年度(上期)
2019年度(下期)47,20027,59958.47%
2019年度(上期)75,06653,02670.64%
2018年度(下期)49,18825,49751.84%
2018年度(上期)74,09142,82457.80%

過去の合格率は、平均60%となっています。

合格率だけでは難易度を計ることはできませんが、合格率を見る限り筆記試験は、「簡単であることがわかります。

実技試験

年度受験者数合格者数

合格率
2020年度(下期)66,11348,20272.91%
2020年度(上期)6,8844,66667.78%
2019年度(下期)41,68025,93562.22%
2019年度(上期)58,699
39,58567.44%
2018年度(下期)39,78625,79164.82%
2018年度(上期)55,61238,58669.38%

過去の合格率は、65〜70%となっています。

筆記試験同様に、合格率を見る限り実技試験も「簡単」であることがわかります。

第二種電気工事士の実際の難易度

私の経験上、他の資格と比較して第二種電気工事士の難易度は「簡単だと思います。

私が受験した資格について、難易度順に並べた結果は以下のとおり。

順位資格名難易度(10点満点)勉強時間(一般的な)
1電気主任技術者(三種)10800時間〜
2エネルギー管理士(電気)6100時間〜
3丙種ガス主任技術者480時間〜
4ITパスポート100時間〜
5第二種電気工事士40時間〜
6漢字検定3級40時間
7簿記三級250時間
8危険物乙四230時間〜

経験してきた資格の量が少ないですが、一番苦労した「電気主任技術者」の難易度を「10」とした場合、第二種電気工事士の難易度は「2」となります。

メジャーな資格である簿記三級と同等レベルだと認識してください。

本当は難しい第二種電気工事士

第二種電気工事士の合格率は高く、私の経験からも簡単な資格であると紹介しました。

しかし、第二種電気工事士は独学で勉強する場合、本当は少し難しい資格です。

私も職場のサポートを受けながら合格することができました。

第二種電気工事士は、学校職場のサポートを受けて受験する方が大多数を占めており、私の感覚として、実技試験だけは独学で勉強することができないと思っています。

独学では気づけない落とし穴がありますので、通信講座を利用することがおすすめです。

独学で受験する方は、通信講座を利用すべき理由をまとめているため、以下の記事をぜひ参考にしてみて下さい。

まとめ

今回は第二種電気工事士の合格率から実際の難易度についてお伝えしました。

私のように学校職場のサポートを受けながら受験する人にとっては、「簡単」な資格です。

合格率からは65%前後を推移しており、簡単な資格のように考えられています。

しかしんがら、完全に独学で勉強するには不合格になる確率が高い資格です。

私も実技試験を独学で受験し、一度落ちた経験があります。

実技試験は個人では気づけないミスがあるため、独学で勉強進める場合は通信教育を必ず利用するようにしましょう。

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